白い部屋

あなたと宇宙を泳ぐ

他者と生きる - パウロ・コエーリョのE-CARDSより

他者と生きる
2012/9/9
パウロ・コエーリョ

若い男が砂漠を横断して、ついにシェタ修道院に着いた。そこで彼は、修道院長の話に参加したいと申し出、許可を得た。

その午後、修道院長は農作業の重要性について話した。

話が終わった時、若い男は僧の一人に次のようにコメントした。:

「本当に感動しました。美徳と罪に関する啓蒙の説教を聞くのだと思っていましたが、修道院長は、トマトや灌漑やその類のことについてしか話しませんでした。私の故郷では、全員が、神は慈悲だと信じています。つまり、祈ることだけが必要なのです。」

僧は微笑み、そしてこう答えた。

「ここでは私たちは、神はすでに役割を終えたと信じています。いま、そのプロセスを続けるのは私たち次第なのです。」

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