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キャンベルが自分について語る - パウロ・コエーリョのE-CARDSより

キャンベルが自分について語る
2013/11/17
パウロ・コエーリョ

ジョーゼフ・キャンベルは、夢に従えば物事は正確なタイミングでやってくるというもう一つの証明だ。そうであっても、私たちは自らの運命を選択する勇気をいつも持っているわけではない。
以下は、彼の考えだ。:

「大学に行く時、あなたは望んだことをせず、卒業証書を得るために必要なことだけを学びぼうとする。そして、これは常に最高の選択肢というわけではない。」

「私の場合、奨学金を付与されパリ大学に行った。ヨーロッパに着いてすぐ、ジェームズ・ジョイスピカソモンドリアンなどの現代アートのグループに出会った。それから、私はドイツに行ってサンスクリット語を学び始め、ヒンズー教に熱中した。その後ユングが来て;あらゆる側面から、全ては開かれていた。」

「大学に戻り、私はこう言った。:『いいですか。あなたが教えたいことだけを学ぶために、私は自分の人生を費やしたくはありません。』」

「学位に必要な講義は全てとった。;ただ、いまいましい卒業論文を書かなければならなかった。それを書かなかったら、私はそれ以上研究ができなかっただろう。だから、こう言うべきだった:地獄へ落ちろ。」

「田舎へ引っ越し、読書に5年費やした。私は博士号を取ったことがない。最低限の可能性で生きることを学び、それは私に自由で素晴らしい時間を与えてくれた。」

「一旦、他の人がいつも私たちのために計画を立てるようになったら、望むことをするのに勇気が必要だ。それに気がつき、私は自分の夢に従うことにした。:どのようにしてその五年間を過ごすかわからなかったが、もしそれが必要なら、もう五年間生き延びるとわかっていた。」

「鏡台の引き出しに1ドル札を持っていた時のことを思い出す。そこにそれがある限り、ずっと私の資源として当てにできると知っていた。素晴らしいことだ。私の唯一の責任は、自分の人生に対してと、自分の選択に対してだった。」

「本当は、こう思った瞬間があった。:『ああ、私は何をすべきか誰かに教えて欲しい。』」

「自由であるとは、道を選ぶことを意味し、各ステップが運命を変え得る。それは時に、とても怖ろしいことだ。しかし今、振り返ると、私の日々は完璧だったとわかる。:必要としたものはなんでも、必要とした時に正確にやってきた。その時、必要としたのは、五年間読書することだけだった。私はそれをし、それは私には不可欠であった。」

「ショウペンハウアーが言うには、克服してきたものを見れば、あなたはすでに描かれた構想に従ったと言う印象を持つ。しかし、行動の最中は、嵐の中で迷子になったように思える。:驚きにつぐ驚き、そして息つく暇もない多くの時。そして、常に決断しなければならない。それぞれの驚き、それぞれの決断に意味があったと理解するのは後になってからだ。」

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