今週の人物:ジョーゼフ・キャンベル - パウロ・コエーリョのE-CARDSより
今週の人物:ジョーゼフ・キャンベル
2010/10/16
パウロ・コエーリョ
コンピューターは旧約聖書の神のようなものだ。
ルールが多くて容赦がない。
内側に喜びがある場所を見つけなさい。
そうすれば、喜びが痛みを燃やし尽くすだろう。
あなたの至福に従いなさい。そうすれば、宇宙が壁しかない場所に扉を開いてくれるだろう。
システムがあなたの気力をそぎ人間性を否定してしまうのか?
それとも、あなたがシステムを利用出来るようになり、人間の目的を達成するのか?
人々は人生の意味よりもむしろ、生きているという経験を探していると私は思う。
生きるために仕事をする人は、いうなればお金のためであって、自分を奴隷にしてしまっている。
あなたの人生はあなた自身の行動の成果だ。自分以外の誰をも責めるべきではない。
人生で探索すべきものは陸や海にはなかった。それはその人自身の経験にふさわしい独特の可能性から出る何かで、かつてなく、他の誰かが経験したことがないものだ。
長期間の恋愛だと思って結婚すれば、彼らは即刻離婚するだろう。
恋愛というものは失望で終わるものだからだ。
結婚とは、霊的な本性の承認だ。
結婚に犠牲を払うとき、お互いに対してでなく、関係の一体化に犠牲を払っているのだ。
人生に意味はない。あなたがそれに意味をもたらすのだ。
人生の意味は、あなたがそうした通りだ。
生きていること自体が意味だ。
一生の特権はあなたであることだ。
世界の悲しみに喜んで参加しなさい。
私たちは、悲しみの世界を癒すことは出来ないが、それを喜んで生きることは選べる。
神話は公的な夢であり、夢は私的な神話だ。
ジョーゼフ・ジョン・キャンベル(1904年3月26日から1987年10月30日)はアメリカの神話学者、作家、講師。比較神話学と比較宗教学の研究で知られている。