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女性に対する暴力 - パウロ・コエーリョのE-CARDSより -

女性に対する暴力
2015/3/27
パウロ・コエーリョ

私自身、私の家族は、直接的に女性への暴力を経験した事はないが、だからといって私がそれに対し盲目であるということではない。私にはそれに影響を受けた友人がいて、それに影響を受けた人々に会ったが、その人達は文句を言えないのではなく、それを恥じているのだ。

見なくても、その存在をあなたが知っているなら、ただ目をつぶっていてはいけない。それがお隣であったとしても。犠牲者でもそうでなくても、あなたは何かしなくてはいけない。だから、私は国連からの依頼を受けてこれに参加した。

私は物語を話す事によってそれをする。状況を変えるためにインターネットを使って女性に対する暴力と戦うことは、わたしにとって、私が持っていて他者が持っていないもの(平和で暴力のない生活)を共有し、彼らが最終的にそれを持てるよう支援するためだ。

この手の戦いに性差はない。私たちは人間だ。そして、人間として、あなたはどんな種類の暴力にも立ち向かわなければならない。そうでなければ、生きていることの意味は何だろうか?

男性は、女性が直面している問題にもっと理解するべきだ。乳がんは女性の病気だが、私達はそれを理解するべきだ。
残念な事に、私達の世界は男性がコントロールしていて、自覚は非常に低い。物事は変化しなければならず、人間の平和でより良い生活を促進する地球的な非営利組織である国連よりも、そのためにより良いものはなんだろうか。そのために、私はこのグループに参加し、そのメンバーである事を誇りに思う。

自覚を高めるため、私が自分の知名度を使う事が出来るのとおなじくらいに、私は自覚して行動します。

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