剣術の道：脅威からの逃避 - パウロ・コエーリョのE-CARDSより
剣術の道：脅威からの逃避
２０１６／１１／２３
パウロ・コエーリョ
理想的な在り方とは人生を夢に捧げることだと、私たちはしばしば考えるが、これほどの間違いはない。
夢を実現するためには生活を節制する必要があり、そのために私たちは脅かすものは何でも避ける方法を知る必要がある。
手段を前もって熟慮すればするほど、他人や人生訓、情熱や冷静さを考慮しないため、間違いがちになる。コントロールされていると感じれば感じるほど、何もコントロールできなくなる。脅威は警告を発さないので、日曜日の午後の散歩のような感じで素速い反応を計画することはできない。
であるから、愛や戦と調和を保ちたいのなら、素早く反応することを学びなさい。
礼儀正しく観察しながら、想定された人生経験のせいで機械にならないようにしなさい。むしろ、この経験を常に「心の声」に耳を傾けるために使いなさい。
この声が言うことに同意しないときでも、それに敬意を払ってその助言に従いなさい。それは行動する最高の瞬間と行動を避ける正しい瞬間を知っているのだから。
これは愛にも戦にも言えます。
昔の侍の論文「ターランの論文」より
