白い部屋

あなたと宇宙を泳ぐ

今週の人物:サン=テグジュペリ - パウロ・コエーリョのE-CARDSより

今週の人物:サン=テグジュペリ
2010年12月12日
パウロ・コエーリョ

ひとつの出来事は、私たちが全く知らない内なる他人を目覚めさせる可能性がある。

生きることは、ゆっくりと生まれることだ。

自分に人生の意味を知るには、人は自分を見つめなければならない。それは、発見されるものではなく、形成されたものだ。

チーフとは、責任を引き受ける人だ。彼は「私は敗北した」と言うが、「私の部下が敗北した」とは言わない。

船を造りたいのなら、木を集める人々を呼び集めたり、任務や仕事を割り当てたりするな。
むしろ、海の無限の広大さを切望することを教えなさい。

文明とは、人間に与えられるものの上にではなく、要求されるものの上に築かれる。

愛するとは、ただお互いを見ることではなく、同じ方向を見ることだ。

「人間はこの真実を忘れてしまった」とキツネが言った。
「でも、あなたはそれを忘れてはならない。あなたには、飼いならしたものに対して永遠に責任がある。」
今から、私の秘密を明かそう。すごく簡単な秘密を。;人が正しく見ることが出来るのは心を使う時だけなんだ。本質的なものは目には見えないんだよ。

デザイナーは、付け加えるものが何も残っていないときでなく、取り除くものが何も残っていないときに、完成に達したことを知っている。

石の山は、ひとりの人が心に大聖堂のイメージを抱きながらそれを熟視したときに、石の山であることをやめる。

夜、それは最愛のもの。
夜、それは言葉が弱まり、ものが活気づくとき。
日中の破壊的な分析がされ、真に重要なすべてが再び完全で健全になるとき。
人が断片的な自己を再収集し、木の静けさで成長するとき。

ある出来事に一旦巻き込まれれば、人は怖れることをやめる。未知のものだけが人を怖れさせる。

人生を見つめるという概念は、私にとって常に忌々しいものだった。
参加者でないのなら、私とは何だ?
存在するために、私は参加しなければならない。

真実の愛は無尽蔵だ。
与えれば与える程、持つことになるのだ。
あなたが真の泉に水を引きに行けば、その流れは引けば引くほど豊かになる。

大人たちは自分たちのことを何も理解することがなく、いつもいつまでも彼らに物事を説明するのはこどもたちにとって面倒だ。

私はひとつの自由しか知らない。それは心の自由だ。

行動する時は今だ。何かをするのに遅すぎることはない。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(1900年6月29日〜1944年7月31日)はフランスの作家で飛行士。著書「星の王子さま」「夜間飛行」「風と砂、星」など飛行士の冒険を描いた本で有名だ。

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