今週の人物:カント - パウロ・コエーリョのE-CARDSより
今週の人物:カント
2013/5/31
パウロ・コエーリョ
いつも、人間ひとりひとりが目的だと覚えていなさい。
目的への手段として彼らを利用してはいけない。
動物に対し残酷な人は、人間との接し方においても冷酷になる。
動物の扱いによって、私たちは人の心を判断できる。
他人の権利を侵すと、法的には有罪だ。
倫理的には、そうすることを考えるだけで有罪だ。
全世界の法律になっても支障のない行動指針を実践しなさい。
恩知らずとは、不道徳の本質だ。
科学は体系化された知識だ。
知恵は体系化された生活だ。
形而上学とは、多くの哲学の難破船の残骸がばらまかれた、岸も灯台もない暗い海だ。
単に幸福であるべきなのではなく、私たちが自ら幸福になるべきだというのが神の意思だ。
道徳は、幸せになる方法の教えではなく、私たちが幸せに値するようになる方法の教えだ。
信頼のための場所を作るため、私は知識を取り除く必要があった。
在るとは行うことだ。
永遠の平和は墓場にしか存在しない。
インマニュエル・カント(1724年4月22日〜1804年2月12日)はドイツの哲学者