パウロ・コエーリョを読んで学んだ１０のレッスン - パウロ・コエーリョのE-CARDSより
拙訳
パウロ・コエーリョを読んで学んだ１０のレッスン
２０１５／１１／１４
パウロ・コエーリョ
ラニア・ナイム作
１、心に耳を傾ける
「苦しみを怖れることは苦しみそのものより悪いとあなたの心に伝えなさい。そして夢を探し求めるときに、苦しんだ心はないことも。探索の１秒１秒は、神と永遠との出会いの瞬間なのだから。」
ー 「アルケミスト」より
２、常に愛を探す
「戦士にとって、不可能な愛のようなものは存在しない。彼は沈黙、無関心や拒絶に脅かされない。人々がつけている氷のマスクの後ろに炎の心が存在すると知っている。だからこそ戦士は他の人よりも多くの危険を冒すのだ。彼は疲れることなくその人の愛を探し求める。そのために、しばしば「ノー」という言葉を聞き、心身ともに敗北し拒絶されたと感じて家に帰るとしても。必要なことを探すとき彼は怖がらない。愛なしでは彼は無に等しい。」
ー 「Manual of the Warrior of Light（光の戦士の手引き）」より
３、間違える
「私が間違った決断をしようとしていると、すべてが私に告げる。だが、間違えることは人生の一部だ。世界は私に何を望んでいるのか？危険を冒さず、人生に「イエス」という勇気がなかったために、元来たところに戻ることか？」
ー 「１１分間」より
４、孤独は自己発見に不可欠
「孤独は愛の欠如ではなく、愛を補足するものだ。
孤独は仲間の不在ではなく、魂が自由に私たちに語りかけ、人生で何をするべきか決めるのを助けてくれる瞬間だ。それゆえに、孤独を怖れない人、仲間を怖れない人、やること、楽しませてくれること、判断することを常に必死で見つけようとしない人は幸いだ。孤独の経験がなければ、自分自身を知ることはできない。
そして、自分自身を知らなければ、あなたは空虚感を怖れ始めるだろう。」
ー 「Manuscript Found in Accra（アクラで見つかった写本）」より
５、違っていることを怖れるな
「あなたは人と違っているが、他の皆のようになりたがっている。私に言わせれば、それは深刻な病気だ。神は人と違っているようにあなたを選んだ。なぜあなたはこのような態度で神をがっかりさせるのですか？」
ー 「ベロニカは死ぬことにした」より
６、現状に挑戦する
なぜ人々が悲しいのか、エステルは尋ねた。
「簡単だ。」とその老人は言う。「彼らは、自分の個人的来歴の囚人なのだよ。人生の主要な目的は計画に従うことだと誰もが信じている。その計画が自分のものか、それとも他人に作り出されたものか、彼らは決して疑問に思わない。彼らは経験、記憶、物、他人の考えを蓄積し、それはたぶん彼らが対処出来る以上のものだ。そのために彼らは夢を忘れてしまう。」
ー 「ザーヒル」より
７、奇跡を信じる
「光の戦士は信じる者だ。彼は奇跡を信じるので、奇跡が起き始める。彼の考えることが人生を変えるとわかっているので、人生が変わり始める。彼が愛を見つけることを確信しているので、愛が現れる。」
ー 「Manual of the Warrior of Light（光の戦士の手引き）」より
８、人生は最大の教師だ
「問題が人生に入り込み、避けようがない瞬間がある。しかし、それには理由がある。それを乗り越えたときにだけ、その理由が理解できるのだ。」
ー「第五の山」より
９、真の愛は献身的だ
「与えることは受け取ることと同じだという考えに私たちは慣れているが、見返りに愛されることを期待して愛する人は、時間を無駄にしている。愛は信頼の行為であり、交換の行為ではない。私たちは愛さなければならないから愛するのだ。そうでなければ、愛はすべての意味を失い、太陽は輝きをなくす。」
ー 「Manuscript Found in Accra（アクラで見つかった写本）」より
１０、あなたは生まれ変われる
「近くにあるものを見つけるために、時々長い旅をする必要がある。雨が地上に戻ってくるとき、空気中のものを持ってくる。魔法や並外れたことは、私や皆と共にいつでも宇宙の中にある。しかし、私たちは時々それを忘れ、思い出す必要がある。そのために世界で最も広い大陸を端から端まで横断しなければならなかったとしても。」
ー 「アリフ」より
結局、最大のインスピレーションは、パウロ・コエーリョ自身と、彼がどうやって作家になったかという個人的な物語だ。その物語は、情熱、苦闘、信仰、反抗、愛と不思議でいっぱいだ。
それは、チャンスを掴み、より大きな夢を見るようあなたを鼓舞する物語だ。それは、彼の本がそうであるように、あなたの人生を変え得る物語だ。
