見るための目をもつ人々 - パウロ・コエーリョのE-CARDSより
拙訳
見るための目をもつ人々
2014/1/6
パウロ・コエーリョ
「おしまいだ。もうこれ以上は行かない。」と言う人を避けなさい。
なぜなら彼らが理解し損ねたものは、生にも死にも終わりがないということだからだ。;それらは単に永遠のステージなのだ。
「そのままですべてはうまくいっている。だが、まだ進み続けなければならない。」と言う人の近くにいなさい。
なぜなら彼らは既知の限界を超えて進み続けなければならないということを理解しているからだ。
深刻にこれ見よがしに、社会がするべき決定を議論するために集まる人々を避けなさい。
彼らは政治を理解していて、他人に印象づけ、自分の賢さを示そうと試みる。
彼らが理解していないのは、髪の毛1本が抜けることすら制御できないということだ。
規律は重要だが、それには直感と予期せぬ事のために扉と窓をあけておかなくてはならない。
歌い、物語を語り、人生を楽しみ、幸せで目を輝かせている人々の近くにいなさい。
なぜなら幸せは伝染し、理屈が過去の過ちの説明しか見つけられないときでも、幸せは常に解決策を見つけることができるからだ。
誤解を怖れず、制限や判断、見返りなしに、愛の光を輝かせる人々の近くにいなさい。
気分に関係なく毎朝起きて、あなたの光を輝かせるべく備えなさい。
見るための目を持つ人は、あなたの光を見てそれに魅了されるだろう。
「THE MANUSCRIPT FOUND IN ACCRA(アクラで見つかった写本)」より