白い部屋

あなたと宇宙を泳ぐ

孤独について

拙訳

孤独について - パウロ・コエーリョのE-CARDSより
2018/1/26
パウロ・コエーリョ

孤独を怖れない人にとって、孤独はあらゆる神秘を明かし、すべての神秘が違う味わいを持つ。

孤独において、そうでなければ気付かれずに到着かもしれない愛を発見する。
孤独において、人は過ぎ去った愛を理解し敬意を払う。

孤独において、人は失った愛に復帰を乞う価値があるか、あるいは単純にそれを手放して新しい道に旅立つかを決めることができる。

孤独において、人は「いいえ」ということが必ずしも寛容さの欠如を示すわけではなく、「はい」ということが必ずしも美徳ではない、ということを学ぶ。

そしてこの瞬間に孤独な人は、「あなたは時間を無駄にしている」という悪魔の言葉を怖れる必要は決してない。
または、悪魔のチーフの「誰もあなたのことなど気にしていない」というもっと強力な言葉さえも怖れる必要がない。

神聖なエネルギーは、私たちが他の人に話しかける時にも、静かに沈黙して、孤独を恵みとして受け入れることの出来るときにも耳を傾けている。

そしてその瞬間、その光は私たちの周りのすべてを照らし、自分たちは必要で、地上での自分たちの存在は神の仕事に広大な違いを作り出しているということを私たちに見せる手助けをしてくれる。

「MANUSCRIPT FOUND IN ACCRA(アクラで見つかった写本)」より

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