白い部屋

あなたと宇宙を泳ぐ

霊的活動としての執筆 - パウロ・コエーリョのE-CARDSより

拙訳

 

霊的活動としての執筆 
2011/9/20
パウロ・コエーリョ

私が「ポルトベーロの魔女」を書いている間、主人公アテナは予想外のやり方で姿を現し始めた。
それはまるで、彼女の後を私が追いかけているかのようだった。:
彼女の物語がどのように終わるのか私はアイディアを持っていなかったが、異なる見方から呼び起こされた機会に本当に興奮した。

私の本のある時点で、登場人物ナビル・アラ・イヒはアテナに次のことを教えている。:

「単純な一文字すら、持てるすべての力を注ぐことを私たちに要求する。まるで固い石にその意味を刻むように。」
「このようにして聖なる文字が紙の上に自らの場所を見つけるとき、それらは人の魂も含んでいる。」
「なぜなら、線を引く手は書く人の魂を反映するからだ。」

この引用句で、書くことへの私の見方を彼は表明する。私は書くことを霊的活動と考える。

それは、沈黙のうちに自分自身に話しかけることができ、自分の魂と繋がることができる瞬間なのだ。しかし、それを献身、謙虚さ、愛をもって行われるあらゆる行為に適用することができる。

 

youareme.hatenablog.com