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ウーと音楽 - クライオンのチャネリングメッセージ

 

ウーと音楽 - クライオンチャネリングメッセージ
2019/6/29
リー・キャロル


以下の情報は、お望みに応じて無料で印刷、コピー、配布できますが、出版社以外のあらゆる形式での販売は著作権により禁じられています。

このライブチャネリングコネチカット州スタンフォードで行われました。

このチャネリングは、読者の皆さんがより理解しやすくするために、リーとクライオンによって再検討されています。情報は、付け加えられたり、要約されている場合があります。多くの場合、ライブで起きたことはその中にエネルギーを埋め込まれており、それによって、印刷されたページにはない、一種のコミュニケーションが行われます。スタンフォードで与えられたこの強化されたメッセージをお楽しみください。

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こんにちは、親愛なる皆さん、私はマグネティックサービスのクライオンです。
私たちは折に触れて、物語や例え話、寓話を提供します。それはまさに私たちが今したいことであり、それをする時、私たちは常に同じ登場人物を使います。その名前はウーです。ウーは男性でも女性でもありません。ウーは、「Wo-man(ウーの人)」です。性別はありませんが、あなた方の言語で性別のない人物を物語に出すのは簡単ではありませんので、この物語ではウーを「彼」とします。

この人について、そして彼に起こったことをお話ししたいと思います。彼が誰なのか調べることから始めましょう。ウーは小さな都市に住む人物です。あなたのいる町(カリフォルニア州クラウド)ほど小さくはなく、少なくとも4つの信号機がありました(笑)。それは小さな町で、森に隣接していました。

ウーは宗教に入る必要を感じていませんでした。事実、幼い頃、(本当はそうでないけれど)教会が好きではないと決定していました。愛を感じ、教会に参加する多くの人の品位を知ってはいましたが、単にそれに向いていなかったのです。彼には自然が向いていました。ウーは霊的に地球とつながっており、日曜日に他の人が礼拝に出かけるとき、彼は森を散歩しました。ウーは幼い頃、谷や湖、小川、動物、木々の神聖さを感じ、これは彼の礼拝のシナリオの一部でした。外出すると大地が話しかけているのが感じられました。これがウーです。今、舞台は、この物語で起きたことをあなたにお伝えするように設定されています。

多くの皆さんは、明晰夢、または境界線のビジョンをおそらく見たことがあり、これはウーにも起こりました。ある夜、ウーがぐっすりと眠っていた時、ビジョンとしか呼べないようなものを見ました。非常にリアルでした!それはウーの経験の現実を超えていました。彼に起きたことをできる限り上手にお伝えしたいと思いますが、私が話すこと全てをもってしてもその半分にも足りないでしょう。それを本当に感じるためには、あなたはウーでなければならないのです。

ウーは音楽を聴きました。親愛なる皆さん、ウーが聞き、経験したことは定義できないのです。彼は、非常に完璧、かつ非常に美しい音楽を聴き、それは彼が地上で人間として経験した全てを超越していました。比べることのできるものはありませんでした。彼が頭の中で見た絵、そして聞いた響きは完璧で美しいものでした。

さて、あなたはこう尋ねるかもしれません。「それはどんな音楽だったのですか?」と。しかし、定義することができません。クラシックでもポップでもありません。分類がないのです。それはただそれであり、彼がこれまで知っていた全ての楽器を含み、完璧、かつ英雄的でロマンチックに作られたメロディーと進行でもって全て同時に演奏されました。彼にはそれが信じられませんでした。白黒で聞こえていたのが、突然、カラーになったかのようでした。

ウーはこの素晴らしいビジョンを満喫しました。実生活でそのようなことは想像すらできませんでしたが、それがそこにあり、彼はそれを聴いているのです。ウーはすぐに、自分が実際にそれを聴いているのではなく、むしろ、ひとつひとつの細胞でそれを感じているのだということに気づきました。これまでで最も美しい音楽でした。定義不可能でありながらも完璧なのです。それから、彼は目を覚まし、枕が濡れていることに気づきました。ビジョンが美しかったあまりに彼は泣いていたのです。彼は、自らのビジョンの神聖な場所を訪れましたが、なぜそれが起きたのかを理解できませんでした。

ところでウーは、彼を助けてくれるもののスピリットから、サインがあると信じていました。彼は過去に森でこれを経験したことがあり、そこは彼が行って直感的なアイディアを得る場所でした。ウーは考えました。「これはおそらく、音楽を勉強するべきだということか、あるいは音楽的なものに参加するべきだというサインだろうか?これは、実際、導きなのだろうか?しかし私は、これまで音楽でもなんでも演奏に興味を持ったことがない。」

そうしてウーは外出し、偶然、町の聖歌隊の入団試験があるのを発見しました。彼は思いました。「これだ!私は何かに参加することになっている。つまり、聖歌隊に入るようになっているんだ!」
それで、ウーは入団試験に行きました。彼は失望しました。彼らはあらゆる愛と思いやりを込めてウーにこう言いました。「ウー、あなたをこの合唱隊に入団させられないのは3つの理由があるからです。第一にあなたは音に合わせられない。第二にあなたは音程というものを知らない。そして第三に、あなたの声は黒板をこする釘の音みたいだからです。」
聖歌隊ではなかったのです。

ウーはどちらに方向転換するのかわかりませんでした。しかし、どういうわけか彼は気付いたのです。これはたぶん、彼が考えたような行動の呼びかけではなかったのだと。そして、それは再び起こったのです!ビジョンは繰り返されました。彼はこれを求めていました。彼は言いました。「親愛なるスピリットよ。素晴らしい体験ですが、理由も意味も私にはわかりません。それでも、その体験をもう一度お与えください」。彼をそれを体験しました。彼は同じ方法で体験しましたが、今回だけは、その体験は少しだけ長く続きました。

この時、彼は自分がその中にいるように感じました。まるで演奏中のオーケストラの中に立っているか、あるいは、演奏中のギターの中に実際に入るのに匹敵する体験のようです。聴いて体験しているものに喜びの涙を流すという完璧な状態で、弦と一緒に振動しているのを感じることができたのです。音楽家なら、釘付けになり完璧だと言ったでしょう。ウーはそのビジョンにとどまり、この体験にうっとりしました。それは彼がこれまでにした最高の体験だったのです。最高ですよ!そして起き上がり、彼は言いました。「スピリットよ、何か意味があるはずです。意味があるはずです!その意味がわからないことには、あなたはこれを聴いて楽しめる場所に私を連れて行くことができません。」

ウーは、森、林、牧草地を散歩し、そこで何かの答えを探しました。ここはいつも良い直感を得られる場所であり、彼は正しかったのです。彼は、ぴったりこの時点で森に入るという直感によって、空き地に着いたのです。それは美しい牧草地でした。太陽が輝き、草は青々としていました。そこで木の生えていない牧草地に座っていたのは美しい女性でした。彼女の周りに座っているのは若い生徒で、生徒たちもまた美しかったのです。

ウーは、この女性が年を重ね、今も美しく、何かを教えていることがわかりました。彼女の生徒たちは皆若く、同じ年齢で同じ学校から来たように見えました。ウーはしばらく静かにしていましたが、何かに気づきました。:彼は彼女の言うことがはっきりと聞こえたのです。この場面に出くわした時、彼は遥か遠くにいたにもかかわらず、彼女の声がとてもはっきりと聞こえたのです。それはまるで、風が彼の耳元ぴったりに彼女の声を運んでいるかのようでした。

ウーは少し近づき、彼女は反応しませんでした。その女性は教えるのをやめず、生徒は辺りを見ませんでした。それで、ウーはしばらく座って、彼女の教えに耳を傾けました。それから彼女は、彼が反応するきっかけとなることを言いました。彼女はこう言いました。「あなたは壮大に生まれました」。これは、これまでの人生でウーが考えたり耳にしたしたことではありませんでした。人間は通常、自分自身を壮大だとは考えません。最高に統合され、最高の振る舞いをする人でさえも、自分は十分ではあっても決して壮大ではないと信じています。以前人間から聞いた一般的な説明ではありません。彼女の声は素晴らしいものでした。彼は長いこと座ってそれを聴くことができました。それから彼女は彼のほうを見てこう言いました。「ウー、もっと近くに来てはどうですか?」彼は驚きました。

ウーは、彼女が自分の名前を知っているとわかりドキリとしました!きっと彼女は以前街にいたことがあって、ウーのことを知っていたのでしょうか?ウーは木工で知られており、彼はそれが得意でした。彼は良い仕事をしました。幸せで満足していたのです。どこかにウーの名前が書かれていて、彼女はそれを見たのでしょうか?「そうにちがいない」とウーは考えました。しかし、興味があり、もっと近くに移動しました。

ウーが近づいて彼女の前に座ると、彼女は直接ウーに話しかけました。「ウー、質問したいことはありませんか?」

ウーは答えました。「ええ。あります。」

彼女は言いました。「わかりました。でも、あなたはルールを理解する必要があります。それは、あなたは質問を一つすることができ、私が一つ返すというものです。そうやって進めましょう。」

ウーは質問をしました。「あなたは誰ですか?」

「私は賢者です」と彼女は言いました。「私は知恵の守り手です。あなたが尋ねるどんな質問からも真実を語る者です。それが私です。ウー、私が質問をする順番ですよ。」

ウーは背筋を伸ばして準備をしました。彼は準備ができていると思っていましたが、彼女の質問はウーが予想しなかったものでした。

彼女は彼を見て言いました。「ウー、音楽を聞いたことはありますか?」

これで彼はほとんど卒倒しました。ウーはすぐに思わず口走りました。「どうして音楽のことがわかったのですか?」

「ウー、それは新しい質問ですよ。」彼女は微笑んで答えました。「これから私があなたに質問します。他のものはその後です。」

「いやです、答えてください!」ウーはどもりました。「どうして音楽のことがわかったのですか?」

「ウー、全ての人間は音楽を持っているのですよ。」と彼女は答えました。

ウーはしばらく考えました。なるほど、おそらく、人間ひとりひとりはその驚くべきビジョンを持っていて、彼の体験したことを体験できるということなのでしょうか。

「なんという啓示でしょう。素晴らしいことです。」と彼は言いました。

「ウー、私の質問に答える準備はできましたか?」

「ええ。」ウーは準備ができていました。

「ウー、あなたのご意見は?」彼女は尋ねました。

これは彼を驚かせました。質問の形式で、彼女は意見を要求していました。自分の意見は何だろう?賢者は忍耐強いことで知られていて、彼女もそうでした。彼女の質問の後たくさんの時間が過ぎ去り、ついに彼の答えが出ました。ウーは心の中で、自分の意見の真実についての完全なシナリオをざっと調べました。彼はこう自問した。「目の前にいる賢者は、自分自身でも知らなかった私の情報を知っているように見える。この特別な瞬間にどんな意見を述べるべきだろう?」目の前に年を重ねた賢い人が座っており、彼女は彼に自分の真実を話すチャンスを与えてくれているのはわかっていました。そして、答えるのに十分な時間を与えてくれているのです。

生徒たちは何も言いませんでした。彼らは決して何も言いませんでした。彼らはただ静かにして、彼女の足元に座っていました。最終的に彼は理解しました。彼女が尋ねていることに関するアイディアを。彼はそれを知っていました。

ウーは立ち上がって言いました。「親愛なる賢者さま、私の意見はこうです。:もっと知りたいのです。」

彼女は微笑んで言いました。「そして、そうなるでしょう!また来てください。もっと教えますから。」

ウーは帰宅し、大喜びしました。実際に、共時性と直感を使って、先生に出会ったのです。教えはこうでした。「ウー、あなたは壮大なのです。壮大に生まれたのです」。このことは彼の耳に真実として響き、その夜、音楽がまた起こったのです!

今回は音楽よりも他のものが見えました。まるで仕事場や路上で音楽が起こっているかのように、このビジョンで周りにいる人たちを見ました。そして、他の人間の反応を見ました。彼らは動きを止めましたが、無関心です。彼らは全ての動きを止めて静止していましたが、音楽を実際には聴いていないかのように、音楽に耳を傾けませんでした。しかし、どういうわけか、彼らは反応したのです。彼らは静止していました。再び起こったのはこういうことです。

つまり、どことなくロマンティックで英雄的な音楽の壮麗さが、ウーの心を誇りと思いやりで高めたのです。再び、彼は泣きました。信じられないほど美しかったからです!この経験により、彼がこれまで自問し続けて来た美と真実の道を全て定義できました。

親愛なる皆さん、ご自分に当てはめて考えてください。突然、反応してしまうほどに完璧で美しい異世界の音を授かるのですが、あなたはそれが何だかわかりません。しかし、それはとても美しいので、あなたがしたいことは、それを維持しもっともっともっと体験することだけです。それが全てです。

ウーは戻りました。ウーは賢者のところに戻りました。彼女はそこにいて、今もまた教えていました。彼は歩みより、再び彼女の前に座るように勧められました。彼女は彼にもっと多くのことを教え始めました。それらは新しく、素晴らしい真実でした。

それで、ウーはゆっくりと少しずつ教わり、最終的に再び質問しました。「賢者さま、音楽のことをもっと教えてください。」

すると彼女は次のことを彼に言いました。「ウー、ほとんどの人間は理解していません。彼らは皮を剥く必要がある玉ねぎのようなのです。
剥がされるものは、彼らが完全に間違っていると教わったことです。それらのことを剥がすにつれ、自分自身の中心となる真実が明らかになるのです。彼らは他者に言われた間違ったことを剥がします。古い習慣を剥がします。彼らは怖れを剥がします。最後に、怖れのない本当の人間になるまで。そして、何かを発見するのです。すなわち、人間は音楽だということを。」

「ウー、あなたの考えは?」

ウーは言いました。「もっと教えてください、もっと教えてください!」

ウーはどうなったのでしょうか?彼は街に戻って、自分の村で生活し、仕事を続けました。彼は自分自身が音楽だということに気づきました。なぜ気づくことができたのでしょう?ウーはそれらの音楽の響きを聴き始め、それらの英雄的なメロディーは、夢やビジョンの外で演奏されていたのです。実際、彼は微妙にそれを聞くことができ、笑顔になりました。それを聴くたびに、壮大さを感じたからです!

すぐにウーは、自分が実際にギターの中に立っているのだと理解しました。彼は実際に演奏中のオーケストラの中に立っており、彼は音楽だったのです。それは真実の英雄の音楽であり、行くところならどこでも、彼はそれを広めていました。それを聞く人もいれば、聞かない人もいます。しかし、全員が動きを止めて何かを感じました。

多くの人は、ウーが実際に、大きく変わったことに気づいていました。多くの人が、彼の内に壮大さがあり、彼がどこを歩いていても、何かしら神聖で美しく共感できるものがこの男性の中にあることに気づいていました。彼は他の人とは異なっていました。間もなく、彼の足元に座って耳を傾ける人が出て来ました。ウーが教え始めていたからです。:地球を知り、愛するとはどういうことでしょうか?自分が壮大であると理解するとはどういうことでしょうか?すべてと一体になるとはどういうことでしょうか?教えられたよりも創造者が偉大であると理解するとはどうことでしょうか?自分には目的があってここにいると知るとはどういうことでしょうか?

ウーは、もう一度賢者に会うために原っぱに戻りました。彼はもう一度、もう一度だけ会いたかったのです。
彼は牧草地まで歩き、かつて彼女が教えていた、草だけだった原っぱへ向かって丘を越えました。、、、しかし彼女はいなくなっていました。

草原でなく、巨大な古木があり、木の周りには美しい花々がありました。ウーは微笑んで腰を下ろしました。起きたことはわかっていました。賢者はビジョンであり、生徒は花々だったのです。ガイアが彼に教えてくれたのです!彼が次にしたことは、彼の成熟を示すためのものでしたので、あなたに覚えていてもらいたいのです。

ウーはいつも座っていた原っぱにまっすぐ進み、木のすぐ前に座りました。彼は木に話し始めました。「もっと教えてください。」
彼に答えるように、サラサラという葉音と風音が聞こえました。ウーは数時間そこに座り、もっと多くのことをガイアに学びました。ウーの話はここで終わりにします。

親愛なる皆さん、本当にこの意味を皆さんにお話ししなければなりませんか?皆さんはそれぞれ壮大であり、皮を剥くべき玉ねぎを持っています。不適切なものを剥がせば剥がすほど人生への怖れは減っていき、解放され始めます。間違った以前の認識が明らかになり、完全さと思いやりが現れ始めます。そして、ご自分が誰であるかをもっともっと理解し始めるのです。ご自分の英雄的な人生の光を見始め、創造者の目にどれほど壮大に見えているかを見始めます。あなたは理解します。壮大さとは、創造主の愛のイメージであり、あなたがご自分とともに運んでいるものであることを。

あなたは、最高の夢とビジョンは天使からもたらされるのではなく、心の深いところからもたらされるのだと理解し始めます。ここに座っている皆さんのなかには、実際にその経験をした人がいます。物語は、あなたが、ご自分は何者でもないと信じている偽の現実に対する自己認識と勝利についてです。そして、その信念とは、あなたはこの地球の犠牲者であるというものです。玉ねぎの皮は、暗い古い部分であり、あなたの壮大さにふさわしくないものです!

これが今日の物語です。親愛なる皆さん、これはただの物語ではありません。つまり、内なる音楽はあなたの人生を変えるのです。

そしてそうなります。

クライオン

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