白い部屋

あなたと宇宙を泳ぐ

メトロUKのインタビュー - パウロ・コエーリョのE-CARDSより

メトロUKのインタビュー
2012/4/27
パウロ・コエーリョ

ー アリフとは何に関する物語ですか?

トランスシベリアン鉄道での私の体験です。私は、「私は非常に成功した作家で、何もする必要がない。」と考えていて、何かが間違っていると感じていました。3ヶ月間、旅をしました。2006年にロンドンを出発し、最後にウラジオストクに着きました。自分の魂と交信できるようになるためだけに。

ー ご自分について何か学んだことは?

皆、常に学んでいます。問題は、時々立ち止まって、あなたが世界を理解していると考えることです。これは正しくありません。世界は常に動いています。努力をやめることができる地点には、決して辿り着くことがないのです。

ー 道中、何かの啓示はありましたか?

もちろんです。例えばタクシーの運転手のような人に会うこと、本を見つけることだけでも。私は人生にオープンで、この期間中、新たな経験にオープンでした。例えば、「知らない人には話しかけるな」というような両親に押し付けられたルール、それに従わないときあなたは学ぶのです。

ー 人は異国の地でスピリチュアルな啓示を体験するように思えます。仕事に行く途中でもそれは起こりえますか?

もちろんです。トランスシベリアン鉄道に毎日乗るわけではありませんが、私は日々それを経験する機会を持とうと努めます。仕事に行く途中、人々に心を開いていれば、それは起こりえます。または、完全に内向的になって、自分のことだけを考えることも選べます。瞬間に生きることが必要です。

ー あなたの読者が、あなたの本に期待することは何でしょう?

わかりません。この質問を念頭において本を書くことはありません。
自分自身をよりよく理解するために書くだけです。私はSNSで読者と話しますが、何が書かれているかについて話すことはありません。書くことは孤独ですから、私はインターネットで時々読者に話します。オフィスを出ないまま、バーでおしゃべりしているみたいな感じです。私の本以外のたくさんのことについて、読者と話をします。

ー 書くときの習慣はありますか?

ルイス・キャロルが言いました。:最初から始め、最後で終わり、それからやめる。それが私の書き方です。私はあっと言う間に書きます。自分がどれほど知的か、洗練されているか、示そうとするのでなく、ただ魂を分かち合うのです。分かち合うことは人生の一部です。

 

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