アン=ゾフィーの質問 - パウロ・コエーリョのE-CARDSより
拙訳
ーあなたの本の中で証明していますが、あなたは現代人とその苦悩に対する素晴らしい感覚を持っています。
未来の人間はどの方向に向かっていると思いますか？
人間は生き残り、誠実さ、創造性、知性、そして何より精神的健康を守ることが出来ますか？
「精神的健康」について話すのは常にとても慎重を要することです。：私は十代のとき精神病院に引き渡されました。
単に社会的規範に適合しなかっただけで「精神錯乱」として分類される重荷を、私は自分の肌で感じました。
流浪の中で、人は果たすべき個人的伝説を持っていると信じるようになりました。個人的な伝説とは何でしょう？それは私たちが生きている理由です。
私の場合、この伝説は執筆を通して自分の考えを他の人たちと共有することでした。
私たちには夢があり、その夢は必ずしも両親や社会が私たちにもたらしたものではありません。ですから、私たちは、人々が私たちに期待することを果たすという考えを取り除き、私たちが自分の人生に期待することをし始めるべきなのです。私の本「ベロニカは死ぬことにした」の中のメッセージはこうです。：あえて異なることをしなさい。あなたはユニークで、他の人の運命やパターンを繰り返そうとするのではなく、あるがままのあなたを受け入れなければならない。
精神異常とは、自分以外の誰かのように振る舞うことです。正常とはあなたの感じていることを表現する能力です。あなたの気持ちを共有することを怖れなければ、その瞬間からあなたは自由な人です。
